福祉・介護職員の処遇改善加算について、今年度より処遇改善加算が一本化されておりますが、
来年度の処遇改善加算の職場環境等改善要件について、令和7年度は今年度より取組項目が
大幅に増えることを事業主さまは把握されているでしょうか。
本年度の処遇改善加算の取得における職場環境等改善要件については、
①入職促進に向けた取組
②資質の向上やキャリアアップに向けた支援
③両立支援・多様な働き方の推進
④腰痛を含む心身の健康管理
⑤生産性向上のための業務改善の取組
⑥やりがい・働きがいの構成
の6区分のうち、「各区分1つ+任意選択の3区分のから更に1つ」の取組により処遇改善加算および
特定処遇改善加算の取得要件を満たすものとされています。
一方、令和7年度において処遇改善加算Ⅰ・Ⅱを取得しようとする場合、各区分2つ以上の取組が必須と
なります。
処遇改善加算に関する資料を添付しますので、事業所において算定要件を満たしているか、あらためて
ご確認ください。
また、これとは別に今年度の処遇改善加算の取得において、研修の実施および昇給の仕組みの整備について
「令和6年度内の対応の誓約書」を提出している事業所さまにおいては、本年度中に整備を終える必要が
あります。
当事務所では、これらの取組についてのご相談を承っておりますので、ご不安があるときはお気軽に
ご相談ください。